サッカー嫌い

女子高生・女子大生を中心に大人気!ポップティーンやSWEET、はたまた小悪魔アゲハでも特集された、出会い・成長・思い出が山盛りのアルバイト、「深夜のエアコン清掃」に精を出す日々を送るくまそです、コンニチワ!最近は完全な土方ファッションでモップ片手に夜の街を爆走しています。

しかしこのアルバイトは素晴らしい。まず人が素晴らしいですね。アルバイトの醍醐味と言えばやっぱり人生経験ですよ。社会に出た事のない、世間知らずのハムカツ学生が社会の荒波に揉まれる社会人から人生訓を得る。お金には変えられない素晴らしい経験です。

そこいくとこのバイトのオッサンなんかもう最高です。「昔はキャバクラの店長やってて、マジで捕まるような事しかしてなかったのよ。っで今は坊さんやってんのよ」とか、何を言っているのか全く分からないヤクザな顔したオッサンが、突然超ハイテンションで「ぽぽぽぽーん!」っと叫んだと思いきや、ニヤリと笑って「くまそ君!コーヒーだよ!」っとコーヒー奢ってくれたりしますからね。もうマジで怖い。全然楽しい仲間じゃない。

っでもって更に最高なのが、どう考えても私必要ないんですよ。絶対あの仕事にアルバイトなんかいらない。この間なんて暇すぎて、バイト中に煙草1箱吸っちゃいました。

そんなこんななアルバイトですが時給はいいし、社員のオッサン連中も皆優しいので結構気に入っています。タマに怒られますが、所謂接客業のアルバイトにしてみれば馬鹿馬鹿しいマニュアル通りの仕事じゃないんで、怒られても納得のいく怒られ方です。オッサンの話を聞くのも面白いですしね。

さてさて、そんなバイトの事はどうでもいいんですけど、加藤ローサ松井大輔が結婚したみたいですねえ。しかもオメデタ婚らしいじゃないですか。流石はミッドフィルダー。婚約前に精子のナイスパスです。

まあこんな感じで「精子のナイスパスです」などの知性・品性のかけらもない事を書いていますけれど、少し知性をひけらかしますと、このオメデタ婚、アメリカの方では「ショットガン・ウェディング」とか言われているらしいです。

これはどういう事かと言うと、例えば私がどこぞの娘を妊娠させたとしますよね。するとその娘のおやじがイキリ立って、ショットガン片手に私を縄で縛りあげ「てめえ!やる事やったんだから結婚しろや!」っと凄んでくると。っで私もショットガンで頭ブチ抜かれるか結婚かだったら断然結婚なんで、「冗談じゃない!アンタの娘と結婚するなら可愛いアヒルでも飼うわ!」とか「娘を整形っていうか、顔を宮崎あおいにして、体を小池栄子にしたら結婚したいけどね」などの言葉をグッと飲み込み結婚してしまう、ってな状況を指すらしいんですね、この「ショットガン・ウェディング」ってのは。つくづくアメリカっぽい言葉だと思います。

さあ、そんなショットガン・ウェディングをブッこんできた加藤ローザさんなんですが、私、芸能関係には疎いんですけど、この加藤ローサさんは大好きだったんですよ。デトロイトメタルシティっていう映画があったじゃないですか。もうあの映画で加藤ローザさんに一目惚れし、ゲオで3回借りちゃいましたからね。もうホントに好きなんですよ。ってかローサたんが好きっていうか性欲が湧くっていうか自宅に軟禁したいっていうか、「色々な事をしたい・されたい・されるの見たい」というスケベ三原則をモロに適用したくなるお姿をされてらっしゃる訳なんですわ。

そこ行くとあの松井大輔さん。彼に罪はありませんし、非常に男らしい顔をしているので私も男として惚れる所はあります。しかしですね、私は彼のやっているスポーツ、すなわちサッカーがあまり好きではないんですよ。

いやね、私だってサッカーを好きになりたいんですよ?ワールドカップ見ながらスポーツバーで盛り上がっている人達の輪に私も入って行って、ビール片手に「川島をサウナに入れて、三時間悶えさせるってビデオがあったら即買いだよね」などの玄人意見を言いたいっていう気持ちは多分にある。

しかし私はどうもサッカーが好きになれない。

っというのもですね、これは以前アメーバブログで私が書いていた事でもあるんですけど、とにかくサッカーにいい思い出が無いんですよ。

私は中学校の頃に野球部に入っていたんですけど、どうにもこうにもこの野球部が弱かったし、どことなくオタッキーなヤツしかいなかった。っでもって中学校の頃って少し悪そうな感じの人がモテるでしょ?

同じ野球部の岩本君は悪ぶって煙草を吸ったりしていたみたいですけど「くまそ、やべえ!メンソール吸っちゃった、インポになっちまう!」などの、戦時中の風評をガチで心配するくらい小心でしたし、私もブルペンで投球練習をすると見せかけて、カエルやバッタを捕まえては後輩に投げつけて遊んでいました。

そんなこんなな野球部ですから女性からの人気が全くなかった。まあ私がエース(平均5四球)で4番(打率1割くらい)だったくらいですから、部としても終わっていましたねえ。平均して頭は良かったんですけど、頭の善し悪しは中学校まではあまり評価の対象になりません。

そこいくとサッカー部は強かった。しかも見た目からして「こいつは悪い!」ってなヤツがウヨウヨしていましたから、女子の人気もてんこ盛りでした。

ですから放課後になるとですね、ベランダに女の子が出てきてサッカー部を眺めては黄色い声援を上げるってな光景が繰り広げられていたんですよ。

っで野球ってスポーツは意味もなく声を出さなければいけないスポーツなんですね。掛け声は「うえー」でも「うわー」でも何でもいいんですけど、とにかく大きな声を張り上げ続けなければならない訳ですよ。

よって目をリンゴマークにしてサッカー部を眺めている女性達の横で、全く相手にされていない野球部が「うげー」とか叫んでいると。しかも野球部はキモメン揃いだと。これはもう女性陣ブチ切れですよ。調子に乗った女の子なんかは「うるせー!」とか普通に叫んでくるし、調子に乗ったサッカー部も玉拾いに行こうもんなら「次こっちに玉飛ばしたらブッ殺すからな!」っとか凄んでくる。正直こっちだって声出すのは恥ずかしいしキツイし喉渇くしってな感じで全くやりたくない訳なんですよ。玉だって自分が飛ばしたものじゃないし。でも声出さないと監督や先輩から怒られるし、玉拾わなくても怒られるし、そりゃあバッタやカエルを追っかけちまうのも無理はない。

極めつけは中学校の頃「くまそ君の事が好きかも」などと言っていた、脳波が多少乱れた女の子がいたんですけど、ワールドカップが始まるや否や「くまそ君より稲本の方がカッコいいから、くまそ君あんまり好きじゃないかも」などと言うではないですか!

あのですね、そりゃあ私より稲本選手の方がカッコいいに決まってるじゃないですか。出し巻き卵とステーキ並べて「どっちを食べる?」って言われたら100%ステーキ食べますよ。それくらい、稲本>くまそ、は明白です。ってか「くまそ君が好きかも」とか言うくらい頭ふっ飛んでんだったら「くまそ君の方が稲本よりカッコいいかも」とか言うくらい頭ぶっ飛んでて欲しいかも!

っと言うかですね、野球側にもかなり問題はあると思うんですよ。

まず野球のファッションがどうかしている。何ですか?あの重ね着は。何の意味があるんですか?しかも頭は毛がないし、ダメ押し的に玉を竿ではじき返すなんて凄く卑猥じゃないですか。

それに比べてサッカーはファッショナブルでスタイリッシュな服着て、玉を華麗に扱ってゴールに決めると。カッコよすぎるじゃないですか。これはもう、クチバシが天高くそびえたつ白鳥のパンツを履き、ゴールを決めたら三回周っておもむろにゲロを吐かなければ得点として認められない!などというルールを公式ルールブックに加えていただかなければ、野球とサッカーの均衡点は保たれません。



そんな感じで私はサッカーが嫌いであり、加藤ローサたんも取られちゃったんで私のサッカー嫌いは以前にも増して強くなる一方です。


でも私の子供には絶対にサッカーをさせたいと思うくらいには、精神が腐ってない事をこの場を借りて宣言させて頂きます、ベロベロ。