とーきょーしょーかにごめんなさい

「よう、俺のブログしか楽しみがない貧乏人ども。更新してやるからな、感謝しろよ」っというような事は言ってはいけないんだよとお母さんに習いました。そしてそんな可哀想な人はこの世にいないんだよとお父さんに習いました。大学四年生、寒い寒い冬の出来事でした。

こんにちわ、くまそです!


さてさて私は最近就職活動なる野蛮な活動をしているのですが、今の時期の就職活動ってのは企業が主催する説明会ってのに行く事が主な活動になんですね。

それで今日も台所の水が凍るクソ寒い部屋で起きた私は、瞳孔の開ききった目で「就活生を殺しましょう。みんな殺してしまいましょう」という自作の標語を5回暗誦し、とある企業の説明会に行ってきたんですわ。


この説明会ですけどねえ、私は一言言ってやりたい。


「お前ら生半可な気持ちで説明会に来てんじゃねえ!」っと。


あのですねえ、説明会ってのはそりゃもう野蛮な集会です。だった周りは皆ライバルなんですよ?要するに「俺は内定、周りは無職」、言いかえれば「俺はステーキ、周りは松屋」という大変恐ろしい事を考えている奴らの集会場なんですよ。

ですからいつ殴り合いが起こっても不思議ではない。挨拶代わりに相手のネクタイをひっこ抜くぐらいはやってもらわないと調子が狂うじゃないですか。

そこいくと現状はどうだ。

説明会が終わると「Twitterやってます?」「情報交換にお茶でもどうですか?」「メールアドレス交換しません?」「家の仏壇に不満はありませんか?」等々の馴れ合いばかりじゃないですか。まあ最後のヤツは別の活動でで闘ってそうですが、そういう問題じゃあない。

とにかく闘いなんですよ、説明会も。人事の人に「商社は英語が出来なきゃ入れませんか?」っとかアホな質問してる場合じゃないんですよ。「アンタがどう言おうが、俺TOEIC300点台だけど受けるから。取らなきゃオタク後悔するぜ」っぐらいの出所不明の自信を持ってやってもらわなきゃ。現に私がTOEIC300点台ですけど商社受けますからね。


しかしこんな偉そうな事を言ってる私ですが、本日の説明会はやってしまいました。凄いヤツが現れたんですよ。



本日目を血走らせながら会場に着いた私ですが、早すぎたのか会場が開いてなかったんですよ。っで会場前であたりのライバル達に「俺のスーツは青山のバーゲンセールで買ったヤツだけど舐めんなよ、ワイシャツはドンキホーテで買ったヤツだが舐めんなよ」っとガンをつけていたところにヤツは現れました。

そいつの第一声が凄い。

「こんにちは。どこの大学の方ですか?」


これには流石に驚いた。挨拶→学歴っですからね。

当然の事ですけど学歴なんてそんなに簡単に聞いていいものではない。そこそこナイーブな問題ですから。

しかしまあ聞きたい気持ちは分からないでもないです。就職活動ってのは中々自分がどの程度の競争力がある奴なのか分からないものですから、学歴ってのは一つの指標ではある。全く関係ないとはやはり言いきれないですしね。


しかしやはりいきなり学歴を聞かれると面喰います。そして動揺してしまった私は


一橋大学です」

っと嘘8億を答えていました。これにはもっと驚いた。


相手もこんな白痴ツラした奴が天下の一橋大学生だとは思わなかったのか驚いた顔をして「えっ・・・凄いですね」っと答えていました。そして私がそいつの大学を聞くと私よりいい大学に通っているので更に動揺ですよ。

そんでもってそいつは私の事を根掘り葉ほり聞いて来るので、もうヤケクソだと思いながら「フリーペーパーを作るサークルをやっている」「親がキー局に勤めているのでマスコミにいきたい」「実家は高知」等々、気付けば真実含有度0%の話をブッ放していました。

ホントの私は一浪一留大分県出身。しかも最悪自衛隊か警察官を考えているクソ学生ですからね・・・ってか実家が高知で親がキー局ってどんな家庭だよ。相手も気付けよ。


しかしまあお互いライバルと言いつつも大学生。その後はアルバイトやお酒の話なんかで盛り上がります。

そうこうすると会場が開き、70人くらいの学生が一気に会場になだれ込み、説明会が始まりますました。

そこで私は一つミスをしてしまったんですよ。

説明する人事のオッサンがですね、「〜っという単語を聞いたことがある人手を挙げて下さい」って言ったんですよ。けれど私はその単語を聞いた事がなかったんですね。

ですからぼけーっとしてたんですけどなんとまあ、会場にいるほぼ全ての人が手を挙げるじゃないですか。もちろん隣に座っている突然学歴聞いてきたヤツも背筋をこれでもかと伸ばしながら手を挙げています。

っで「えっ?えっ?」ってなってると人事のジジイが「まあ日経新聞を読んでれば常識ですね。大学生なら皆知ってるでしょう」っとムカツク顔で言いやがるじゃないですか。


その時のヤツの顔と言ったらなかった。「一橋大学の学生も大したことないな」っていう罵倒が目からコボレ出てましたよ。


これは悔しかった。戦いに負けたと、明日から日経を読むってか「食おう」と決意しました。

しかしよくよく考えると私一橋大学の生徒じゃないですからねえ。立川なんていった事ないですし。



とりあえず一橋の皆さま。評価を落としてしまい大変申し訳ございませんでした・・・