お嫁強奪作戦
本日は新しく二つの記事をアップしています。
更新が大幅に遅れました。はあ？知らねえよ、いちいちtwitterで呟いてんじゃねえ！っという猛禽類なあなたの為に、その間くまそは何をしていたかを詳細に語ると「マブいスケとコーマンかましてた」って感じですかね。
嘘ですくまそですコンニチワ！実際はうどん食って格ゲーやって寝てただけです。はなまるうどん最高！
さてさて最近学生時代から懇意にさせて頂いてる社会人の先輩が「結婚！僕ちゃん結婚するの！」っとふ抜けた事を叫んでいるのですが、私も恐らくいつかは結婚ってのをすると思うんですね。
しかし結婚ってのは私と、そして私と結婚するっていう国から補助金出てもおかしくないくらいのレベルの慈愛に満ちた女性だけの問題ではないじゃないですか。家族ぐるみの問題じゃないですか。
ですから例の「〜さんを僕に下さい！」ってなことを向こう方の親父さんに言って、殴ったり殴られたり時には激しくタンゴを踊ったりして、最終的にはサントリーオールドなんぞを飲みああアッパレってやつをやらなきゃならない訳ですよ。
その時にですねえ、成功のカギを握るのが「肩書」だと思うんですよ。だって向こう方の親父さんにツエツエバエのモノマネをしながら「パンパカパーン！僕は無職で〜す！嫁プリーズフォーミー」なんて言って結婚許してもらえる訳はないでしょ。そんなのは殴られて終わりです。その点は先に出した先輩なんかは誰もが知ってる一流企業の第一線でバリバリ働いてますから絶対に大丈夫でしょう。全く、あの人ただのアル中だと思うんだけどなあ・・・しかも金麦とプレミアムモルツの違いが分からないんですよ？育ちが悪い証拠です。
しっかし世の中には色々な肩書があるじゃないですか。例えば「マジで恋する五秒前」という抜群の語学センスで某有名大学の国語文学科にブっこんで来たと思いきや在学中に「マジで恋してご懐妊」という、これまた人を舐めているとしか思えない行動をして大学を去ったあの人の二番目の旦那さん。確か「キャンドルアーティスト」っていうのが肩書だったと思いますが、少なくとも私には何をしている人なのか全く分からなかった。
まあ恐らくそっちの世界では有名なんでしょうが、こんな風に世の中にはよく分からない職業や肩書が無数に存在します。そしてそのよく分からない肩書の大半は「自分で言っちゃった系」のヤツが多い。
これは「作家」とかもそうで、今日から俺は作家だからな！って言って家で誰も読まない小説書いてればその人はその日から作家になれます。「俺は映画監督だ！」って言って実際はコンビニでバイトして家帰って寝るだけってのも、まあ厳しいけれど何とかなる。毎日五分ぐらい絵コンテでも書いてりゃ十分でしょう。
こんな風に「俺は〜だ！」って言ってしまえばなれちゃう系の職業には資格ってのがないんですね。だから勢いと一時のテンションでなれちゃう訳。弁護士には一時のテンションではなれませんが、フリーライターには一時のテンションでなれちゃうでしょ？
ですから無職でも俺は結婚を申し込むんだ！っていう愉快な殿方はこれを利用しない手はないと思うんですよ。
しかし重要な事ですがあまりに意味が分からないってのも問題ですし、その肩書の説明が出来なければ話になりません。「僕は全米ペットボトルを投げる会の会長兼勘定奉行を務めてます。エライでしょ？」などとふっ飛んだ事を抜かし、説明を求められて「いや、そのペットボトルを投げるんですよ・・・」っとシドロモドロになりながら言っても結婚どころの話ではない。式場に行く前に檻のついた病院にぶち込まれます。
そこでワタクシ考えさせていただきましたよ、凄い肩書を。しかもこの肩書は凄いですよ。もうね、何もしなくてもいい。文章書かなくても絵コンテやんなくてもペットボトル投げなくてもいい。ただ存在してるだけでいいですし、更にお得な事に凄く偉そうに見える肩書です。
その肩書とは・・・「哲学者」っです。
私は人文科学系の学部ではないので詳しくは分かりませんが、「哲学」っていうのは相当頭のオカシナ学問です。だって凄いですよ。世の中こんなに目まぐるしく動いてるのにひたすらに「真理」という訳の分からないモノの存在の為に訳の分からない本を読んでは訳の分からない事を言う。しかもその「真理」を発見しても何の役に立つのか本人すら分からない。ニーチェなんて「超人だ！超人になるんだ！」っとかのぶっ飛び発言をしたかと思いきや、最後は頭オカシクなって狂死したそうですからね。狂死って何だよ一体。
けれど「哲学者」って言うと何だか偉そうじゃないですか。しかもただ真理探究しとけばいいですからね。
ですからもし無職になっても結婚したかったら「お父さん、僕は哲学者です。真理は全てうどんの中に」っとか言ってれば万事OK。
ただ問題はペットボトルを投げる会と同じく、檻のついた病院に入れられる事も視野に入れとかなきゃいけないんですけどね。
ってか一番の問題は「哲学者」と結婚する女性がいるかって事でしょうけど。
