くまそのパーフェクト合コン講座
合コンとか飲み会とかで初対面の女の事話す時に「コミュニケーション能力がある奴がモテる!面白い話が出来る奴がモテる!」なんて言いますけれど、あれはおかしな話だと思うんですよ。
ってかね、大体コミュニケーション能力とか面白い話しなんてあってないものです。
「昨日吉野屋行ったんだけど、牛鍋丼ってのはありゃなんだい。ふざけんじゃないよ、豆腐なんていれちゃってさあ全く。ウマいじゃないの」っていう意味不明な事を言うとしても、言う人の表情や抑揚、それまでのそいつのキャラが重要な訳であまり話しの内容自体は関係ない気がします。
上の内容で笑いを取れる人もいれば、「死ねよ」って言われる人もいます。要は話しの内容いくらイジッたところでもう人間どうしようもないですよっていう絶望的な話をのっけからしてる訳ですよ。
まあM-1一回戦敗退の私が言っても真実味ないですけどねえ。ちなみに私は「死ねよ」の方です。
しかし世の中の男性諸君、諦めてはいけない。
どんなにウマく話が出来ようが、絶対に破られない、越えられない壁というものがこの世には存在します。
それは「一芸」っです。
勘違いしないでいただきたいのが一芸と言っても股間の臭金袋をたくしあげ、モモンガだよーん何ていうような汚い芸ではありませんよ。そんな事ばかりしていたらいつか両親の嗚咽音を聞きながら、暗い部屋で麦飯食うはめになりますからね。
例えば良い例をあげるとすると「手相」なんかです。
目の前にいる女の子の手相を見ながら「う〜んきっつい恋愛しそうだねえ、多分30代で出会いがあるね。その人きっと多重債務者だけど思い切って入籍しな。それ逃すと後はアル中、ポン中、進駐軍の三連中しか来ないね。まあ進駐軍はもはや人間じゃなくて霊だけどね」なんて言った日には、そこら辺の女の子から手相見てみて!って言われる事必死!
女の子の手も触れるし一石二鳥。
私も一度飲み会の席で見てもらった事がありますが、やっぱり普段占いなんか興味ない人間でも見てもらったら嬉しいもんです。因みに私は人間的感情が一切なく、金にしか興味のない冷血無比マンと診断されました。多分あいつはインチキです。
しかし手相は習うのもメンドクサイし、何だか手相をやってる男なんて女々しくてダメじゃないですか。しかも必死で手相覚えても触れるのは手だけ。何だか割にあわない気がします。
そこで私くまそ、新しい一芸を開発しましたよ。これは凄いですよ、話のタネにもなりますし、何と女の子の好きな部分に顔をこすりつけ放題舐め放題!それにそんなに努力しないでもすぐに身につけられるし、今までほとんど挑戦した人がいない。まさに夢のようなコミュニケーションツールです!
その芸とは「洗剤当て」
これはですねえ「あなたが何の洗剤を使ってるか当ててあげましょう」っと言って女の子の体に鼻をこすりつける訳ですよ。
っで「鈴蘭の香り・・・ニュービーズだな!」っとか「トップですね、しかも部屋干しタイプ」なんてズバリと当てちゃうんですよ。大体洗剤なんて種類は多いですけど使われてるのなんてせいぜい10そこらの種類ですから、ちょっとやれば余裕で当てれるようになりますよ。
しかも当てられた方もビックリするでしょうしね。
まあこれもビックリしすぎてモモンガと同じように110番されるって落ちも十分にあるので、とりあえず顔が気持ち悪い人は家にいる事です。
まあ要するに「顔と雰囲気」が一番重要です。
以上、講義を終わります。