卵ちゃん

映画「精子達の熱血青春ストーリー、卵子を狙え!」っがいよいよ近日公開されますね。いやあ楽しみ楽しみ!誰が卵子を射止めるのかなあ・・・

嘘ですくまそですこんにちは。


映画で思い出しましたが凶気の桜っていう映画が昔流行りましたよねえ。窪塚洋介主演のやつね。私はあれ小説で読んでたんですよねえ。

なんか右翼思想に染まった青年がヤクザに利用されてサヨウナラってな感じのストーリーで、アングラな雰囲気が好きな人は結構好きなんじゃないですかね。

っで自分自身はそこまであの作品が好きな訳でもないんですけど、あるヤクザのおかみさんが「男は一つや二つ秘密があった方が人間深みが出ていいものですよ」ってセリフを言う訳ですよ。

これを見た時、いやあ、中々いい事おっしゃいますがなってな感じで感動した記憶があります。


そこで唐突ですが私は「茹で卵」ってのが凄く好きなんですよ。

あっつあっつの元気いっぱい頑張るマン!な茹で卵ちゃんをツルんとひんむき、マヨネーズをこれでもかと振りかけて口に入れた時の幸せと言ったらない。それか冷めて黄身がボソボソになったイジケ気味の茹で卵ちゃんにそっと塩を一振り。その後ノツノツした喉の感覚を味わいながら夕焼けを見つめるというのも中々堪らない。恐らく20個程度なら余裕でぺロリ出来そうな感じなんですよね。

けれどもそんな茹で卵ちゃんが好きなんだ!っと私も堂々と言いたいんですが、茹で卵好きと言われると皆さん御承知、坂東英二さんがいるでしょう?


だから「俺は本当に茹で卵が好きなんだよ」なんて言った日には「あいつ坂東英二か!って突っ込んで欲しいだけだろ」とか「いくら個性がないからって坂東英二キャラで押し切るつもりかよ」とか「坂東英二って妊婦の腹見たら知らない人でも必ず撫でるらしいぜ」っとか、まあ後半は全く私とは関係ないけれど、そんな事を思われちゃうと思うんですよ。

これは悔しい!

私だって純粋に茹で卵を愛していますし、出来れば「君の卵子もボイルしちゃうぞ!」なんていう口説き文句の一つや二つ言えるくらいの「茹で卵キャラ」になりたい程好きな訳ですよ。

だけど前述したような理由で私は茹で卵が好きであると公言できない。

だからですねえ、かなり親しい友人で、尚且つ酒を飲んでいる時に「実は・・・」なんて感じでしか話せないんですねえ。


っと以上が私の秘密なんですが、どうでしょう?ちょっとは私も深みが出てますかね?


うん、まあ、言いたい事は分かりますがそっとしといてあげて下さい。