今週のお題「生まれ変わったら○○になりたい!」

はてなダイアリーからのお題をテーマにブログを書いています。
大学三年時「もしも生まれ変わっても、また俺に生まれたい!」っとサクラ水産でどう考えても安すぎるし形がおかしい怪しげなアンキモを口に放り込み、泥酔した目で私は叫んだ。

「この体とこの色で、生き抜いて生きたんだから!」90㌔高血圧糖尿病予備軍、そしてもはや自分の体と色では母親からしか愛を受けなくなった私は店を出て、今まで誰も使った事ない、強いて言えば8cmCDの時代には考えられもしなかった衝撃的なセリフを夜の帳に向かってぶちまけた。

っというのはイエローイエローハッピーな嘘で、私は「ゴキブリ」になりたいと常日頃から思っておるのですよ。

大体ですねえ、ゴキブリってのはもう少し頭を使ったら?って生物なんですよね。

彼らって別に悪い事してる訳じゃないでしょ?

これが例えば寝ている間に意味もなく人の肌に噛みついて、テンションによってはデング熱の一つや二つお見舞いしまっせ!ってな生物なら迫害されてしかるべきですが、彼らってとりとめて人間に害を与える生物ではありません。


ただ単に気持ち悪いって事で、やつらを殺すためにいくつかの会社が出来るなんて言う恐ろしい執念でもって人間から忌み嫌われている訳です。

これはいけない。

だからですね、もし私がゴキブリになったとしたらゴキブリと人間のかけ橋を作るゴキブリになりたい!、そう私は思っているのであるのですよ。

っでなんでゴキブリが嫌われているのかというと、前述したように見た目が悪いからです。

もしゴキブリがペンギン並の可愛さでもって元気に家を徘徊してるんであれば「よっ!元気?」なんて軽快なトークを、人間側からかけられるなんて事もありえると思うんですよ。

まあ今の人間とゴキブリの関係で「よっ!元気?」なんてゴキブリにやった日には、確実に麻薬警官が「よっ!尿検査いいっすか?」って来ると思いますが。


しかし忌み嫌われているこの見た目ってのは変えられるものでもないですし、ゴキブリだってその体とその色で生き抜いて生きたんですからねえ。

ただし愛嬌ってのは身につける事が出来る。

だからもし私がゴキブリになったら、まず素早く動く事からやめますね。


ゴキブリの何が嫌かって言うと、やたら人前に出てくる目立ちたがりなくせして「あっ!」なんて言うとすぐに逃げるし、そのスピードも尋常じゃないくらい早いじゃないですか。

これをもっとスローにして、出来ればトリプルアクセルなんかも交えながら人様の前に出ていって、「あっ」っと人間に言われたら「御免あそばせ」ってな具合に、ここではわざとトリプルアクセルに失敗しお茶目で小悪魔な一面を見せつつ、笑点お開きまた来週って感じにしたいですよね。

こういう小さい事から気をつけていけば必ずやゴキブリと人間の友好な関係が作れると思うんですよ。




ってなわけで私はペンギンになりたいです。