幼女バー

前回幼女への愛を語ったところ、私の倫理観を司る前頭葉さんが「もっとやってくれとの指令が下腹部からきている!奴は本気だ!現実世界での幼女へのテロをも辞さないらしい!」っとまさかの犯罪宣言通告をなさってので、今回も幼女の話を書いていきます。


まだ捕まりたくはないですし、暑いから体の色んな部分がおかしくなっているのかもしれません。


因みに前頭葉ってのは脳みその前部にありますんですねえ。


私は幼女の何がよろしいのかという事を先に述べますが、彼女らは究極の癒し効果を持っているのですね。

だって幼女みたら誰でも和むでしょ?


今日だって私は徹夜で勉強していて朝起きたら大学のテストの試験時間をとうに越しており、ヤバい!テスト勉強したのに寝過ごした!もうダメだもう六年生だ!六年生になるる前にロクロックビの如く首をつろう、なーんて夢を朝8時にみましたが、その夢に幼女さえ出てくれば「まあ仕方ない、ハッハッハ!」と快活に笑える気がするんですよ。


まあ今回のケースは私の人生に対する絶対的な真剣さの欠如、絶対に矯正できない怠け癖と楽観癖が重要なキメテとなっていそうですが、幼女を眺めていて怒れる人ってそんなにいない気がします。



育児疲れのシングルマザー、恐怖の丑三つ時!なんて状態なら分かりませんが、街を歩いてて幼女がいきなり後ろからペタペタと走ってきたら誰しもが後ろを振り向き、幼女にぶつからないように歩を止め、笑顔で走る幼女の歩く先を静かに見守るもんです。それが人間ってなもんです。それが出来ない奴はエイリアンってなもんです。


しかし悔しいのですよ。

癒されたい!って思っても私は幼女と触れ合う機会がもてないのですよ。

もし無理にでも触れ合おうとしたら必ず冷たい檻のついた部屋に入れられ、白髪交じりの両親の嗚咽音を聞くこととなるでしょう。

それと断っておきますが、私は別に幼女にイタズラしちゃいたい!って思ってる訳ではないんですよ。というよりそういった画像は目をそむけたいし、そういった犯罪は許せないって思っています。




むしろ幼女にイタズラされたいんですよ。



おっと、これ以上はやめておこう。熱くなりすぎた。



とにかくですねえ、幼女の癒しパワー、これはガチなんですわ。

だからこれをどうにか社会に生かせないものかをちょっと考えてみたんですね。このままじゃタダのロリコンですから。

癒しというものを求める場所や物というのは人によって違いますが、私に限って言えば酒ですし、多くの人にとっても嫌な事があった日は肝臓に酒を叩きこむことで、次の日から快活に生きていこう!ってな感じになる事が多いです。


っで勇気を出して新宿のABCマートに行ったのに、結局雑貨屋で便所サンダルLLを泣く泣く購入するような私には縁のない場所ではありますが、「バー」ってのがこの世の中にはあるでしょう?レッドアイやらソルティードックやらオチンチンナックルなどをその場でシャカシャカやって、ドンっと出してくれるとこですね。

行った事がないのであまり良く分かりませんが、そういったとこって深夜一人で行ってシャカシャカやる人たちにベロベロとした会社や家庭の愚痴をはきだし、ベロベロいいながら明日も頑張りますわ、ベロベロバア!って感じなとこだと思うんですよ。


正にあそこに幼女は適材適所だと思いませんか?



扉を開くとこう、幼女がオレンジジュース飲みながら座ってる訳ですよ。そうすると自分はちょっと動揺しつつも「えっと・・・ジャックダニエルのロックで」なんて言う訳ですね。そうすると幼女は深いため息をつき「おじちゃんはなんでお酒を飲むの?」とか聞く訳ですね。



私は会社で一般職のキミ子さん(32)のがつかっている歯ブラシを盗みベロベロしている所をキミ子さんに見られ、示談でいいから40万払えって言われるわ、家庭でも娘の素子(12)の歯ブラシをベロベロしてたら、それは同居している妻の母親、つまり自分の義母である初子さん(72)のだった、死にたい、だから酒を飲まずにいられないんだと中年の憂い漂う顔で神妙に言う訳ですよ。



幼女はその話を真剣に聞き、何か茶色い液体をグラスに注げ、ポンっと自分の座るカウンターに出してくれる訳ですよ。分かってくれたか・・・おじさんもこの腐りきった不条理極まりない世の中で健気に生きているという事を分かってくれたのか・・・私は涙交じりの声で「ありがとう」といい、グラスをグイッと空ける、するとどうだろう、中身はウイスキーではない!



ドクダミ茶だよ、オジちゃん。オジちゃんお体が悪そうだし、ママとよく行くスーパーのイワシさんが特売の日に、誰も手のつけなかった最後の一匹って感じのお目目してるから」


それを聞いた私は感動にうちふるえる。私の体をここまで心配してくれる人がここにいた、汚れのない、発言に何の裏もなく、ただただ発する言葉のみにしか真実がない幼女がいた。


ひとしきり泣き、嗚咽交じった声ではあったが、妙になめらかな口調で私はこういった。


「オジサンは歯医者さんなんだけどね、幼女ちゃんはどんな歯ブラシ使ってるのかなあ?オジサンにちょっと見せてごらん?」



お粗末様ですベロベロバア!