今週のお題「あの人のブログが読みたい!」

はてなダイアリーからのお題をテーマにブログを書いています。


ブログというのは大抵人の日記のような事が書いてあるので「あの人の日常の隅々まで知りたい!出来れば生理の周期や、使っている枕の硬度まで知りたい!」って人のじゃないと中々読みたいと思わないと思うんですよね。

まあここまでいかなくとも趣味が一緒だったり、年が一緒だったりの何かしらの共通点やリアルでの交流がないと読まないし読んでもらえないものです。

中には30後半過ぎたネットアイドル志望のオバサンが「テレビに映る相場君が私だけを見つめている気がするの。この前は松潤が見つめてきたし・・・正直つらい・・・」なんていう事を書いている事があり、なんと!っとお気に入りにぶち込む事がありますが、これはどちらかって言うとオカルトチックな好奇心のなすワザであり「怖いもの見たさ」に近いものがあります。

そんな中絶対見る事は出来ないけれど私の見てみたいブログに「昔の両親のブログ」ってのがあります。

これが「今の両親のブログ」だったら死んでも見たくない。

だって父親が「2010年8月27日、息子が大学留年した。今度九月に帰省するらしいが、農協の人に頼みこんで農薬を入手することに成功。用途は分かってると思うけど言えない」だとか、ブログじゃないけどtwitterで母親が「閉経なう」なんて書かれた日には、わたしゃあ不眠症どころの騒ぎじゃないですよ。


昔の両親だからこそ見たいんですよ。


例えば中学二年生の親父のブログ、なんてのがあったらすげえ見たい。

私の父親は寡黙というか酒を飲まないと喋る事のない人でして、今でも何を話していいかお互い分からないって感じの関係を続けているんですが、この親父の中学二年生の時のブログが「僕は人を笑わせる事が好きだ。人の笑顔を見るのが好きだ。でも君の笑顔を独占する事が出来ない。キミヨちゃん、僕の側でずっと笑ってくれないか」なんていう、私が七月にアメブロで書いたような、非常にスパイシー極まりない事を書いていたら何だかこれから親父と仲良くやれそうな気がします。

また高校二年生の母親のブログが

「私と同等の脳みそを持った人間はこの世にいないのだろうか。人間はバカだ、そして愚かだ。世のコトワリをこの年にして悟ってしまった私は不幸だ。生シラス丼とはいかなる食べ物か、美味しそうだ。一度食べてみたい。」とかなら、ちょっと母親との距離を考えなければならないでしょう。


要するに人間大体の人が若い時にはイタイタシイ事を考える機会ってのがある訳で、そんな時代を共に出来なかった、それでいて一番交流の多い大人、つまり両親と私はブログを通して交流してみたいと思うのですよ。


webのlog(航海日誌)、略してブログ。


どんな人でも人生はドラマがある訳で、そんな人生の航海日誌を遡及して垣間見るのは面白そうですね。


まあもし未来の私の子供がこのブログを見ようとしたら全力で止めますが。